特別展「大絶滅展―生命史のビッグファイブ」
生命が誕生してから40億年、地球上では幾度もの生命の危機が訪れました。それは主に地球外からやってきた小惑星の衝突や火山などの地球内部の活動によりもたらされましたが、ときに生命活動そのものが引き金になったこともあります。しかし生命は、その都度、したたかにそれらの危機を乗り越え、絶滅したグループに代わるグループが新たに繁栄することを繰り返すことで、多様に進化を遂げてきました。言わば、大量絶滅は生命の繁栄を促した現象だと捉えることもできるのです。
本展では、その中でも規模の大きかった5回の「大量絶滅」事変(通称「ビッグファイブ」)を、化石や岩石に残された様々な証拠から紐解き、「生き物たち」の生存をかけた進化の歴史を辿ります。
2026年 3月 20日(金)から2026年 6月 14日(日) 午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
毎週月曜日、毎月第3金曜日、5月7日(木)は休館します。ただし、3月20日(金・祝)、5月4日(月・祝)は開館します。